美容・ヘアサロン

マレーシアのヘアサロン完全ガイド
日本との違いと、失敗しない注意点

マレーシアで暮らしていると必ず訪れる「髪、どこで切ろう問題」。日本と同じ感覚で予約すると「思っていたのと、ちょっと違う…」となりがちです。この記事では、日本のヘアサロンとの違い・サロンの種類・料金相場・そして失敗しないための具体的なポイントを、在住者のリアルな声をもとにまとめました。

📅 2026年6月更新 | 約6分で読めます

結論:まずはこう選べばOK

日系サロンが向いている人

  • はじめての一軒で失敗したくない
  • 日本語でじっくり相談したい
  • レイヤーやショートにこだわる
  • 大事な予定の前に整えたい

日系にこだわらなくてOKな人

  • コスパを最優先したい
  • オーダーはシンプルでいい
  • カラーやパーマがメイン
  • 現地のお店を開拓するのが好き

1. マレーシアのヘアサロンは大きく4タイプ

マレーシアのヘアサロンは、経営者の出身や価格帯によって大きく4つに分かれます。それぞれ得意分野も雰囲気も違うので、まずは全体像をつかみましょう。

1
日系サロン
日本人スタイリストが在籍し、カウンセリングから仕上げまで日本語でOK。日本の薬剤やトリートメントを使い、日本人の髪質・好みを熟知しています。モントキアラ・KLCC・ブキビンタン・パブリカなど日本人の多いエリアに集中。価格は高めで、人気店は予約必須です。
2
ローカル中華系サロン
街中やモールに最も多いタイプ。中華系マレーシア人の経営が中心で、対応は英語・中国語。価格は手頃で、当たれば日本と変わらないクオリティのことも。ただし技術は店とスタイリスト次第でばらつきがあります。
3
韓国系・欧米系サロン
トレンド感のあるカラーやパーマが得意。バレイヤージュ、ハイライト、インナーカラーなど、今っぽいデザインを求める人向け。価格は日系と同等かそれ以上のことも。
4
激安カットハウス・理容室
カットのみを短時間・低価格で提供する店。とにかく安く整えたいとき向け。免許を持たないスタッフのことも多く、仕上がりは運次第。「冒険してもいい人」におすすめのカテゴリです。

2. 日本とマレーシアのヘアサロン比較

「何がどう違うのか」を一覧にまとめました。表は横にスクロールするとマレーシア側まで見られます。

項目 日本のサロン マレーシアのサロン
カット料金 ローカル店より高め・スタイリストで変動 ローカル RM15〜65/日系 RM60〜190
美容師免許 国家資格が必須 免許制度なし。店舗ごとの研修で習得
予約方法 電話・予約アプリ WhatsApp・オンライン・飛び込み
対応言語 日本語 英語・中国語・マレー語(日系は日本語)
得意なスタイル レイヤー・ショート・繊細なカット ボリューム・パーマ・カラー(レイヤー控えめ傾向)
シャンプー 専用台で仰向け・温水 板状の台に頭を乗せる方式も。店により冷水
カラー文化 アッシュ・ナチュラル系が主流 浸透中。インナーカラーやブラウン系が人気
支払い 現金・カード QR決済(Touch 'n Go・GrabPay)対応店が多い
チップ 不要 基本不要(高級店で任意)

3. 料金相場(RM)

サロンタイプ別のおおよその相場です。エリアやスタイリストのランク、祝祭日前後で変動します。

サロンタイプ カット カラー トリートメント
激安カットハウス RM5〜20 取扱なしの店が多い 取扱なしの店が多い
ローカル中華系 RM30〜65 RM100前後〜 RM80前後〜
日系サロン RM60〜190 RM150前後〜 RM200〜400

日系サロンはスタイリストのランク制を採用している店が多く、指名するスタイリストによってカット料金が変わります。学割が使える店もあるので、学生の方は会計前に確認を。

4. 失敗しないための7つの注意点

1
「写真」を必ず見せる
言葉でニュアンスを伝えるのは、日本語以外だと至難の業。なりたい髪型・避けたい仕上がりの写真を数枚用意しておくのが、最も確実な失敗回避策です。前・横・後ろの3方向があると、より正確に伝わります。
2
レイヤー・ウルフ・ショートは伝わりにくい
ローカルサロンはボリュームを出すスタイルが好まれる文化で、レイヤーを入れるオーダーが少なめ。「ハイレイヤーをお願いしたのに控えめだった」という声は在住者の定番です。ショートのオーダーも難易度が高め。繊細なレイヤーやショートにこだわるなら日系が安心です。
3
硬水で髪が傷みやすい
マレーシアの水は硬度が高く、移住後に「髪がギシギシする」「抜け毛が増えた」と感じる人が多いです。日本にいた頃と同じケアでは追いつかないことも。

対策は、定期的なトリートメント・軟水化シャワーヘッドへの交換・ホームケア剤の活用の3本柱。サロンでも髪質に合うケアを相談してみましょう。

4
シャンプー台と「冷水」に注意
日本のような仰向けの専用台ではなく、板状の台に頭を乗せて洗う方式の店もあります。さらにローカルサロンでは水が冷たいことも。温水希望なら事前に確認するか、温水が前提の日系を選ぶと安心です。
5
美容師免許の制度がない
マレーシアには日本のような美容師の国家資格がなく、技術は店舗研修で習得します。免許がない=下手という意味ではありませんが、店ごとの技術差は大きいのが実情。事前に口コミやInstagramの作品例をチェックしてから予約するのが鉄則です。
6
祝祭日前後は値上がりすることがある
旧正月やハリラヤなどの大型連休前は需要が高まり、料金が一時的に上がる店があります。連休前に駆け込みたくなりますが、価格と予約の取りやすさを考えると、タイミングをずらすのが賢明です。
7
カラー・ブリーチは時間と予算に余裕を
日本人の黒髪は、明るいトーンや透明感のあるカラーにするとブリーチが必要になり、施術時間も費用もかさみます。希望の色は写真で共有し、所要時間と総額を先に確認しておくと安心。マレーシアはカラー文化が浸透中で、デザインカラーを楽しむ人も増えています。

くらべるマレーシア運営者より

最初の1〜2回は日系で「自分の髪質の出方」を見てもらい、慣れてきたら近所のローカル店を開拓する——この使い分けが、コスト・安心・楽しさのバランスが取れておすすめです。写真フォルダに「いつもの髪型」をストックしておくと、どのサロンでもスムーズですよ。

5. タイプ別・あなたに合うサロンは?

失敗したくない・日本語で相談したい

→ 日系サロン。初めての一軒や、大事な予定の前はここが鉄板。

コスパ重視・少し冒険できる

→ ローカル中華系サロン。写真を見せて、簡単なオーダーから試すのが◎。

トレンドカラー・パーマを楽しみたい

→ 韓国系・欧米系サロン。デザインカラーやパーマが得意。

とにかく安く整えたい

→ 激安カットハウス。すきバサミ指定など、最小限のオーダーで。

6. よくある質問

英語が話せなくても大丈夫?
写真を見せればオーダーはほぼ通じます。それでも不安なら、カウンセリングから仕上げまで日本語対応の日系サロンを選びましょう。
日本から何か持っていくべき?
なりたい髪型の写真は必須級。加えて、愛用のスタイリング剤やヘアケア用品があると、硬水環境でも仕上がりをキープしやすくなります。
ローカルサロンの失敗が怖いです
まずは「切りっぱなしボブ」など簡単なオーダーから。すきバサミでのボリュームダウンだけ頼むなど、リスクの低いメニューで相性を確かめるのがおすすめです。
硬水で髪が傷む対策は?
定期的なトリートメント、軟水化シャワーヘッドへの交換、ホームケア剤の活用が三本柱。サロンでも髪質に合うケアを相談してみましょう。
子どものカットはどこがいい?
日系サロンには未就学児のカット無料などのサービスがある店も。手早く済ませたいならローカルの低価格店も選択肢になります。
予約は必要?
人気の日系サロンは予約必須。ローカル店は飛び込みOKのところも多いですが、WhatsAppで前日に予約しておくとスムーズです。

7. まとめ

マレーシアのヘアサロンは、日本との違いを知っておけば必要以上に怖がることはありません。ポイントはこの3つ。

初めての一軒は日本語が通じる日系で安心を確保する
オーダーは言葉より「写真」。レイヤーやショートは特に丁寧に
硬水ダメージはトリートメントとホームケアで先回り

慣れてきたらローカルや韓国系も使い分けて、マレーシアならではのヘアスタイルを楽しんでみてください。

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